就活スーツ入門就活スーツと着こなしとマナー
第三章人事部にインタビュー 服装の本音
今回、服装の事に関して、多くの人事部の皆様にインタビューをしました。
服装自体が、それだけでマイナス点になるわけではないようですが、
服装が気になる学生は、最後まで残らないケースが多い事も確かなようです。
それは、何故か? 答えは『第一印象の大切さ』でした。
第一印象が良くないなと感じたとき、「わかりやすく一言で表すと?」
という質問に対し、下記のように答える面接官が多くいました。
『野暮ったい』『借り物のスーツかな』
『だらしなく見える』
『若々しく感じない』
『派手すぎる』
『シャツがシワシワだ』『靴が汚れている』
人事部の方にもう一つ聞きました。
『スーツは何色で、ネクタイは何色で、シャツは何色がいいのですか?』
『スーツにストライプ有りはいいのでしょうか?』
そんな質問をした後に、人事部の方々からの返答は、またまたほとんど同じでした。
『勘違いして欲しくない事は、オシャレである必要は無いという事です。』
※ただし、オシャレを追求するファッション業界は別物です。
人事部の方々は、服装のプロではありません。
見ているところは、『第一印象が気になるかならないか? 最低限のマナーはあるか?』
と言う事です。
例えば、シャツにアイロンをかけずに、シワシワで面接を受けると・・・。
『シャツにアイロンかけていない』と追記のメモをされている事もあります。
『普段からしっかりしていないのかな?』という印象を面接官に与えてしまいます。
例えば、クレリックのシャツや、ボタンダウンのシャツや、襟の高いシャツを着ていると、
『そんな所で洒落っ気を出す必要は無い。 内面を出して欲しい。』
『生意気に感じる。 弊社に馴染むだろうか? 協調性は?』
例えば、肩幅の合ってないダボダボのスーツや、袖の丈が長すぎるスーツを着ていると、
『誰かから借りたのかな? 無頓着すぎないか?』
『間に合わせの感覚しかないのかな? 弊社の事、本気ではないのかな?』
第一印象ひとつで、上記のように、面接官の方々に詮索をされる材料になってしまいます。
あなたの本質の前に立ちはだかる障害となってしまうかもしれません。
就職活動を行うならば、あなたは学生であろうとも、相手は社会人です。
社会人になれば誰でも知っている着こなしとマナーだからこそ、気を使う必要があるのです。
最後に。
多くの人事部の方で一致している意見がありました。
『服装に最低限の気を使えない方 マナーを知らない方=周囲にも最低限の気を使う事が出来ない、マナーとは無縁の方』
良い第一印象を面接官に与える為に、自信に知識を付けてスーツを選びましょう。