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就職活動でゼミのエピソードは使わないほうがよいの?
2017年05月08日10時00分
先日、面談をしていた就活生の方からこんな質問をいただきました。
正確にはゼミのエピソードは使い方次第です。
今回はゼミのエピソードを有効活用するための2つの方法をお伝えいたします。
① そもそもゼミ活動をエピソードとして使うな!
上記の通り、ゼミ活動は成果が曖昧で、多くの就職活動生に使われるため、埋もれてしまいがちです。
そして、まず皆さんに知っておいてほしいのは、就職活動の自己PRにとって、「協力型RPG」は火力が弱いということです。
回復魔法を使えることをいくらアピールしたところで、攻撃をして敵を倒さなければいけない企業にとっては全く響きません。
特に文系の皆さんは営業職に就職することが多いわけですから、とりわけ戦闘力を示す必要があります。
「営業職としての」戦闘力を示すのであれば、自分の力が「売上」という成果で示しやすいアルバイト。もしくは自分の力が「勝利」という成果で示しやすい部活動が向いています。
② もしゼミ活動をエピソードとして使いたい場合は
ゼミ活動を就職活動に活かしたい場合はどうすればいいか。
<A>営業職の場合
もし営業職を志望している学生がいらっしゃって、ゼミ活動を就職活動のエピソードにしたい場合は「自分の成果」がはっきりと見えるエピソードにしましょう。
因果関係の「因」と「果」が遥か離れているようなエピソードでは、相手に全く伝わらずに終わってしまいます。
OK例)
・マーケティングゼミで商品企画を行い、販促活動を行った。自分が行ったAという施策から売上の50%を叩き出した。
NG例)
・マーケティングゼミで商品企画を行い、販促活動を行った。議事録やスケジュール管理を徹底することで全員の協力体制を引き出せた。
<その他職種の場合>
未経験可能なSE(システムエンジニア)職、事務職等の営業以外での職種を志望されている方は、ゼミ活動を自己PRに使って頂いて全く問題ありません。
SE(システムエンジニア)職であれば、チームで行う仕事なので、人との協力体制をどう築いていくかというのは大切なポイントになります。
事務職であれば、サポート能力を十分に示すことが出来るゼミ活動は大きなアドバンテージになるかもしれません。
つまり、ゼミ活動は営業職以外の職種であれば、自己PRの手段として十分に利用できますが、営業職では少々パンチが弱い内容になってしまいがちです。
逆に、もしみなさんがゼミ活動をエピソードとして使おうとしているのであれば、あなたは営業職以外の職種が向いている、と考えることもできるかもしれません。
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