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自己分析ってどうやったらいいの?

2017年01月30日10時00分

就職活動を始めるにあたって避けて通れない「自己分析」。「何をすればいいのかわからない」「そもそも自己分析って何?」という方向けに、今回は自己分析のやり方についてお話ししたいと思います。

① そもそも自己分析って何?
私の個人的な見解ですが、自己分析のゴールは「自分がどういう価値観を持っていて、今後の人生をどう過ごしていきたいか」ということをはっきりさせることだと思います。
就職活動はあくまで社会人生活のスタート地点です。また、週7日中5日間は仕事に費やすことになるので、その中でどういう仕事をしていくかが、今後の自分の人生を左右すると言っても過言ではありません。「本当に自分に合った仕事」を探すために自己分析は必要なのです。

② 【進め方】自分史・モチベーション曲線を作る
縦軸にモチベーションの高低、横軸に時系列を取った自分史が「モチベーション曲線」と呼ばれるグラフになります。横軸の時系列については、幼少期(できれば、物心がついた時以降)から現在(大学・大学院)までを取り、学校・部活・課外活動の中で、どう過ごしてきたかを振り返ってみましょう。
例えば、
・小学校から部活の野球を初めて、褒められるのが嬉しくて頑張った
・中学に入ると他に上手い人がいて、レギュラーが取れず悔しい思いをした
・大学では大きな怪我をしたが、マネージャーという立場からチームを支えることのやりがいを感じた
といった形です。モチベーションが大きく変化したタイミング、その時起きた出来事、どう感じたか、を中心にグラフ化してみましょう。

③ 【深め方】作成した自分史・モチベーション曲線を人に説明する
その行動を何故したのか、何故苦しかったのに続けられたか、など、「何故」ということをさらに深掘りしていきましょう。できれば、自分をあまり知らない人に対して説明し、深掘りしてもらうと良いでしょう。何故なら、面接でも同じことが行われるからです。

自己分析をしっかりすることで、説得力のある自己PRや志望動機を作ることができるようになります。就職活動が本格化する前に始めることをオススメします!

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