「弊社以外に他の企業を受けていますか？」
よく面接の場で質問される質問の1つですね。
嘘をついて「御社の選考以外は受けていません。」や正直に「3社ほど同じ業界の企業を受けています。」など答え方に困る質問です。

ではなぜこんな質問をするのでしょうか？
この質問に面接官のどんな意図があるのでしょうか？

面接官の立場になって考えてみましょう。
面接官の目的は将来会社の利益を上げる人材を一定数採用することが仕事です。
一般的に面接官の方は人数を採用するには説明会をたくさん開催して学生に選考に進んでもらい、内定辞退を防ぐ必要があります。

この観点から考えると「弊社以外に他の企業を受けていますか？」という質問には「内定を出しても辞退される可能性」という点を見ていると考える事ができます。

そのため、この質問の回答として適切な回答は下記です。

「他にも数社の選考を受けています。しかし、第一志望は御社ですので内定を頂けば他の選考は辞退します。」

普通に考えて、１社しか受けていない就活生なんていません。
数社受けていて、行きたい企業の順位付けを学生がしているのも面接官は分かっています。
だからこそ、正直に数社受けていることを伝えつつ面接官を安心させて上げることができる回答がベストです。

面接で難しい質問が来たときは相手の気持ちになって回答を考えてみて下さい。