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「業界研究」は、どうやればいいのですか?
2015年08月24日10時00分
まずは、自らの「興味・関心」から整理してみましょう。
整理を終えたら、幾つかの事柄・項目ごとに「情報集め」です。
ここでは、社会人に一歩近づく、情報集めの仕方をオススメします。
まずは「新聞」。社会人になると、朝に新聞を読むことは、歯磨きをすることと同じ行為です。読み方としては、単純にタイトルぐらいを読む程度で十分です。興味のあるタイトルであれば、それから本文を読み込む。この流れがベストです。新聞の全ページの記事全部を読む必要はありません。
次に「人」と出会うこと。今では、インターンシップやOB・OG訪問が一般的になったので、色んな形で社会人と触れ合う機会が増えました。が、それだけではなく、社会人と学生が交流するイベントからアルバイトに至るまで、「自らと違う立場」の社会人との出会いを持つことで、いろんな価値観に触れることが出来ます。
新聞を読み、人と出会うことで、「立体的な」情報集めをし、色んな業界を知り、触れる。それから、冒頭の「興味・関心」を掛け合わせることで、「業界研究」につながっていくのです。
2015年08月24日10時00分
就活における企業の経営効率数値はなによりも人事関連データに焦点を当てます。社員の平均年収や平均年齢などです。その理由は皆さんが行うことは株式投資ではなく就職だからです。
例えば経常利益率が高くても給与が低い、あるいは社員平均年齢が高く出世が遅い、では皆さんの幸せにつながりません。
給与について重要なことは初任給ではなく30歳、40歳といった時に年収がどのくらいあるかの方がはるかに重要です。初任給の企業間格差は小さいのですが、30歳過ぎの年収の企業間格差は大きく、上場企業でもその額は300万円~1500万円くらいの開きがあります。年収が100万円違えば月収は8万円違います。木造築40年のアパート暮らしが新築高級マンションに変わります。
また社員平均年齢研究をしない就活生が多いのですが、この数値とても重要です。みなさんの昇格・昇進の速度にモロに影響するからです。平均年齢30歳の会社は30代の役員がゴロゴロいますが平均年齢45歳の会社は40歳で課長がやっとでしょう。出世欲の価値観はそれぞれでいいと思いますが「ポストが人を育てる」は否定のしようのない事実であります。
次に数値の理解には次の3つを実践します。1.時系列比較(昨年の数値との比較、10年前の数値との比較)、2・他社比較(同業他社との数値比較、異業界他社との数値比較)、3.平均値との比較(たとえばそれらの数値について上場企業平均はどうなのか。
以上のことが一つのサイトでサクっとできるとても素敵なサイトがあります。年収プロというサイトです。(http://www.nenshu.jp/)
上場企業に限定されますが人事関連データについて時系列比較、同業他社比較、異業界他社比較、平均値比較が短時間でできます。このサイトを1時間もながめていれば一つの業界について十分な理解ができるでしょう。就活における業界研究には最高のサイトです。
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