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グループディスカッションできちんと自分の意見を出せるか自信がありません

2015年11月23日10時00分

グループディスカッションにおける戦略の前提条件は「1位の座を狙うこと」です。何人合格するかわからないからです。1位の座に最も近いのはリーダー、つまり司会です。ディスカッションでは「質問する、尋ねる」がリーダーであり、「意見を言う」はフォロワーです。質問する、尋ねる、相槌を打つ、相手の話を要約する、全体の意見をまとめるなどに徹しましょう。そして自分の意見はなるべく言わないようにする、これがグループディスカッション必勝法です。フォロワーになってはいけません。具体的なアクションは次の通りです。

1.司会を立候補する
(立候補すればほとんどの場合司会の座は獲れる)

2.発言者を指名する
(例:それでは本テーマについて皆さんにご意見を伺いたいと思います。まずAさんいかがでしょう?)

3.発言者の発言に声を出してリアクションする
(例:ほうほうなるほど、面白い考え方ですね)

4.続いて発言者を説明する
(例:Aさんの意見に対し、他のご意見はありますか?それではBさん、どうでしょう?)

以上のような事を繰り返していけばよいのです。


2015年11月23日10時00分

グループディスカッションで自分の意見を伝えるのって緊張しますよね。

じつは同じグループの仲間である他の学生も、アナタと同じ不安を抱えています。初対面の人との話し合い、しかも選考の場であるというプレッシャーの中、自分の意見に完璧な自信を持っている人は少ないのです。

そんな状態で、誰がアナタの意見を否定できるでしょうか。皆、当たり障りのない和やかな話し合いを表面上は進めていきます。これが良いか悪いかは置いておいて、この周りが萎縮している話し合いの場を、チャンスと捉えてみましょう。

自分の意見に自信が持てない要因の一つに「否定されるのが怖い」という感情がありませんか?

自分の意見に自信が持てなくなったのは、物心ついた頃から今まで、誰かから自分の意見を否定された経験の積み重ねによって生まれているのです。

グループディスカッションの場では、皆、萎縮してしまってグループメンバーの意見を否定することは少ないです。ですから自信を持って自分の意見を発言しましょう。

グループディスカッションで一番やってはいけないことは、「発言をしないこと」です。なぜなら面接官の立場になって考えると、発言が無い学生を評価するのは非常に難しいからです。どんなに人間性が素晴らしい学生だったとしても、発言が無いと評価しようにもできません。

尚、グループディスカッションの形態の一つに【ディベート】というものがあります。
これは「死刑に反対か賛成か」「原発に反対か賛成か」などといったあるテーマについて賛成派と反対派に分かれ議論を行うタイプのものです。この場合は、自分の意見を言うことよりも、反対派の意見への質問が鍵になります。相手の意見に対し、「それは具体的にどうなのか?」「例えばどうなのか?」「なぜそうなのか?」と相手の発言一つ一つにいちいち理由を求めることにより、相手の意見の矛盾点を見つけることができます。ディベートタイプの場合は自分の発言よりも相手への質問に注力しましょう。

アナタが自信を持ってグループディスカッションで自分の意見を出せることを応援しています。

おまけ1
グループディスカッションは「場慣れ」も重要です。とくに今までサークルや委員会などで「会議」の経験がないと、ぶっつけ本番では難しいものがあります。この会議への不慣れな状態がアナタの自信を失わせているかもしれません。
全国の新卒応援ハローワークでは模擬グループディスカッションセミナーを実施しているところもあります。下記リンクを参考にお住まいの近くの新卒応援ハローワークでスケジュールが合えば一度参加してみると良いかもしれません。国の機関なので学生であれば誰でも無料で参加することができます。
http://job.gakusei.go.jp/service/231030.do?action=initDisp&screenId=231030

おまけ2
異性と目を合わせられないといった“高2の頃の私”のようなガチコミュ障の方は、私が以前に書いた次のブログ記事も参考にしてみてください。

【GD対策】コミュ障がグループディスカッションでリア充と渡り合うための3つの武器(コツ)!【就活】
http://manakaze.exblog.jp/20245538/

キャリアコンサルタント 湊 雄貴
湊 雄貴 ミナト ユウキ キャリアコンサルタント
1982年岡山県生まれ。高校在学中、映画「あかね色の空を見たよ」に主演出演したことをキッカケに役者を目指す。バイトを転々としながら、年に2回以上の舞台公演と自主制作映画への出演やテレビのナレーション、イベントMCなどをしながら超極貧生活を5年ほど送るが、生活苦の為役者の道を断念。人を感動させるには他の道もあるのではと感じ、派遣会社に営業として就職。ベンチャー企業で経営を学ぶ。 現在はオンライン動画や公共施設での学生就職支援や高校生向け就職ガイダンス、起業セミナーの講師を務める。一期一会の出会いであっても本気でぶつかっている。毎日がドラマティック。 【活動実績】 ・厚生労働省委託事業『高校生就職ガイダンス』講師 ・経済産業省地域新事業創出発展基盤促進事業費補助事業  『コミュニティビジネスマイスター認定講座』講師 ・平成23年度美作地域活力創出事業  『コミュニティビジネス起業力養成講座』講師 ・平成24年度美作夢づくり協働事業  『みまさか就活塾』講師 ・その他各種学校での就職支援セミナー・コミュニケーション能力向上講座講師 など他多数 【役者としての活動】 ・平成12年文部省特選映画【あかね色の空を見たよ】主演 ・平成13年演技塾ジャーム一期生公演【Sting野望】出演 ・平成14年演技塾ジャーム主催【ラストシーンは奴に!】出演 ・平成15年おとなと子どもの絵本をつくる会【白い矢と桜色の矢】声の出演 ・平成15年CinemaFactory自主製作映画【母の日の贈り物】主演 ・平成16年TSC制作ドキュメント【幸せになりたい男たち】ナレーション ・平成17年メルパルク岡山ウエディングPV出演 ・平成25年NHKミニミニ映像大賞入選作品【いい人】主演 平成25年4月から毎月第一・第三土曜日22時よりエフエムつやま(78.0MHz)にて、『就活応援バラエティ!まなかぜ』を放送中!本放送はyoutubeとニコニコ動画でも視聴可能。

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