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志望動機をどう書けばよいか分かりません。
2015年11月16日10時00分
志望動機って難しいよね。とくに給料や休日の数、福利厚生や研修制度の充実具合などの勤務条件“だけ”で会社を選んじゃうと『いや、楽そうだから…』以外の言葉が出てこないことも…。
もちろんアナタが会社を選んだ理由は給料や休日の数、福利厚生や研修制度の充実具合など“だけ”では無いはず。
ここで多くの学生が陥ってしますのが、志望動機の主語を『貴社(御社)』してしまっているということです。
『貴社は●●で…』『貴社の●●のようなところに△△で…』
上記のように始めてしまうと、志望動機に主体性が感じられなくなり、受身の志望動機になってしまいます。
ですので。志望動機の主語には『自分』を置きましょう。
ものすごく大雑把に表現すると志望動機と概ね次のような構成になります。
『(私は)●●●という仕事をしたいです。
なぜならば○○○という≪体験・経験・想い・目標・目的・夢・性格etc≫があるからです。
その為に必要な△△△が貴社(御社)にあるので志望しました』
このように、志望動機とは【未来のアナタを採用担当に想像させる】ものなのです。
では、未来のアナタを想像させる為に必要なものは何でしょうか?
例えば私が、『俺はサッカー日本代表に選ばれてオリンピックで金メダルをとりたい!!』と宣言しても、誰も想像しないでしょうし、信じないでしょう。
当たり前ですよね。私にサッカーに対する過去の経験や実績がないのですから。
つまり、未来を語るには語るだけの根拠が必要なのです。
もちろんアナタは学生ですから、仕事や業務の直接的な経験が無い場合も多々あると思います。
ではアナタの未来を語る根拠とは何になるのでしょうか。
それはアナタの性格や人間性です。
今までに体験・経験・抱いた想い・持った目標・目的・抱いた夢などは、全てアナタの性格や人間性から生まれてきています。
ですから、志望動機が思い浮かばないというのは、それ以外の質問である【自己PR・長所/短所・ゼミの研究】などを再度見つめ直すというのが、遠回りのようで近道になるかもしれません。
アナタが素敵な未来を描くことを、私は応援しています。
2015年11月16日10時00分
志望動機について気をつけるべきことをご紹介します。
1.志望動機と志望理由の違いに注意
志望動機という問いに対して「志望理由」を答える方が実に多くいます。
志望理由とは「社風が良い」とか「研修が充実」というような理由そのものです。
一方、志望動機とはキッカケを含む時系列的なストーリーです。
時系列的なストーリーには次の3段階があります。
①その会社を知ったのはいつか
②その会社が就職先として視界に入ったのはいつか
③その会社を強く志望することになったのはいつか
さらにここで大事なことはその「いつ」を数字で表現することです。
「9月のことでした」「3か月前のことでした」「17歳の時のことでした」というように。
2.志望動機は3種類ある
1つの会社の面接で語る志望動機は3つあることを知っておきましょう。
①その業界を志望した動機
②その職種(営業?商品開発?・・・)を志望した動機
③その会社を志望した動機
中途採用が即戦力を求めるのに対し、新卒採用は同志を求める意味合いが強い採用です。
したがって新卒就職では志望動機は自己PRの100倍重要であると言えます。
しっかりと準備しましょう。
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