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みなさまから多く寄せられる質問にプロの就活コンサルタント、就活アドバイザーがお答えします!

内定承諾後、入社までにすべき事はありますか?

2018年01月01日10時00分

① 就活でお世話になった人や企業紹介の担当と連絡を断ち切らない
就活は、自分の就職先・ファーストキャリアを決めるだけの活動ではなく、就活を通して、いろんな人との出会いもあります。就活で出会った全国の学生、就職支援をしてくれたリクルーターの人々、大学のキャリアセンターの職員さん等、様々な人との出会いがあります。就職活動で誰もがやることは、自己分析・他己分析を繰り返し、自分の過去と現在、未来を結ぶロジカルストーリーを作ることです。この過程の内容を真剣に相談した相手は、あなた自身の良い面・悪い面をよく知ることになります。そうすると、家族ではない、新たな人生の相談相手ができることになります。このように、学生から社会人になる最初の分岐点を考え歩む自分をサポートしてくれる人は、社会人になってからも何か問題に直面して解決できないときの良き相談相手になります。ぜひ、出会いを大切に、就活をやりきりましょう。

② 内定者研修に通う
無事内定承諾が終了したあとは、承諾企業が行っている内定者研修に参加しましょう。
内定者研修や入社前研修に参加するメリットとして、同期と早く知り合えること、社会人とは何か学べること、企業についてより詳しくなれることが挙げられます。誰よりも早く、学生から社会人モードに切り替わり、絶好のスタートダッシュを切りましょう。

③ 承諾企業の社員さんとできるだけ多く人数と繋がる
入社するまでに、入社先の社員さんと繋がりを持つことで、実際に入社した時に顔が広
い状態で働けるので、スムーズに職場環境に馴染むことができます。繋がり方として、FacebookやTwitter、Instagram、LINEが一つのツールとして考えられます。内定式で学生時代に作った名刺交換をして顔を覚えてもらう方法もあります。いろんな方法で、自分を売り込みましょう。

④ 他人を見極める力をつける
最後に、これは『入社前にするべきこと、社会人になるからすべきこと』ではありま
せん。人はだれでも、この世で生きていくには、他人との関わりを避けることはできません。なぜなら、この地球には自分だけが存在しているわけではないからです。つまり、他人との関わり方、対人関係、集団・組織における立ち回り方をスムーズに行える能力が必要です。
そのためには、まずはどんな人に付いていくか、どんな人と過ごすか、どんな人に教えを請うか、これを決断する力が必要です。その決断する判断材料として、その人が優秀なのか、信念が自分と同じなのかを見極めることが重要になってきます。社会人になれば、いろんな人と出会います。優秀な人・そうではない人、自分に合う人・合わない人を自分で判断してどの人にしがみついて仕事を覚えていくのか、これが一番大事です。残りの学生生活で、その人がどんな人なのか、見極める力を養いましょう。

以上4点を気にかければ、人間性の評価は高い状態で社会人生活をスタートすることが
できるでしょう。さらには、世の情勢を知るために、読書や新聞、ニュースで様々な事を予め、否、常に勉強すること、勉強する癖を付けておくことも非常に大事だと思います。

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