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医療事務員になるつもりなので、就職試験を受けます。学生と社会人の違いは何ですか?
2016年01月18日10時00分
ドリカフェプロジェクトの日高です。
学生さんと、社会人の違いをお客様であるか提供する側かで答えます。
学生さんとは、学校という教育や情報そして場を提供されるお客様です。
逆に志望される医療機関で社会人になるということは、医療機関にかかる人々やそのご家族、友人、職場関係の方々に病を治す為の様々なサービスを、医療事務職員の出来る範囲で提供することが社会人であると考えます。
今までだったら、当たり前に受けていたことを、当たり前に提供していくことが求められると考えます。
せっかくなので、学校にはどんな人が学校を維持していくのに必要か考えてみたり、また実際に様々な職員さんの動きを見てください。
その上で、働きたい場所でなにが出来るのか?を考えてみてください。
理想と現実のギャップはどこにでもありますが、自分の中で考え、失敗しながらも行動してみることにきっと、あなたが知りたい社会人という姿がぼんやり見えてくる気がいたします。
たった1人でもあなたの力で救える未来を祈念してます。学生ではなく医療機関で働く社会人として。
2016年01月18日10時00分
学生と社会人の違いを一言で表すのであれば、
学生:サービスを受ける側
社会人:サービスの提供者
と、定義できるのではないでしょうか。
世の中の全ての仕事は、
『誰かに必要とされている』
ということで成り立っています。
どんな仕事にもお客様がいますよね。
携帯販売、ゲーム制作、タレント、コンビニの店員、
公務員、料理人、運転手、農家、塾の先生などなど
全ての職業や仕事には、それを必要としている人が
います。
逆を言えば、世の中に必要とされなくなったとき、
その仕事や職業、会社は無くなってしまうのです。
この感覚は、非常に大切です。
仮に、事務職や管理職、主婦や主夫であっても
必ず“誰かにサービスを提供している”のです。
そして、その対価としてお給料だけでなく、
生きがいや満足感をいただいているのです。
つまり社会に出るということは、
誰かの役に立つこと
と言っても良いでしょう。
『○○が○○してくれない』
『○○に○○して欲しい』
こんなことばかり言っているようでは、
社会人とは言えません。
悲しいことに現代には年齢を重ねても
自分がサービスを提供することなく
サービスを受けることばかり考えている
人が一定数いることも事実です。
学生であるアナタは、今まで学校の先生や、
親御さん、地域の方や他の大人から沢山の
サービスを受け取ってきました。
来年には、自ら何らかのサービスを提供していかなければなりません。
就職とは、
『会社に何かして貰う』
ものでなくて、
『社会に対して何を提供するのか』
というものになります。
さて、以上の事を踏まえたうえで、
アナタが目指す『医療事務』が、
なぜ人気職になっているのかを少し考えてみて下さい。
きっとそこに、周りの就活生と差別化を計るヒントがあると思います。
来年、アナタが素敵な社会人になることを応援しています!
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