面接ではキーマンを意識すると優位になるよ
高田 晃一2019年03月12日08時00分
この記事を作っているのは2019年の3月4日ですが、もう最終面接についての質問が来ました。
2020年卒は昨年よりもペースが早いですね。
今回は最終面接とその前段階の役員面接のポイントについて述べます。
役員面接や最終面接では“キーマン”をしっかりと意識することで、面接を有利に進めることができます。
就活生であるあなたは、面接において“キーマン”を意識していますでしょうか?
キーマンとはその名の通り、“鍵を握る人”です。
選考においては、全ての箇所“キーマン”と呼ばれる人が出てくる企業があります。
知っておくだけで、意識することができるので、お伝えをしておきます。
キーマンとしては主に役員になるのですが、特に人事や総務を担当している役員は、権限としては社長の次に強い権限を持っています。
基本的には人事担当役員の一声で、内定を出す出さないを決まってしまうくらいの強い権限があるのです。
権限がある人に対しては、“感謝を述べること”を常に意識して面接をすると絶対に良いです。
無理が無いタイミングで、今までの選考に関してや、会社の対応など、感謝を一生懸命伝えてみましょう。
権限がある人は本能としてどうしても感情で判断しがちです。
よって、誰もが悪い気がしない感謝をどこかで述べられないかと、常にアンテナを張っておくことをおススメします。
最後のキーマンはもちろん社長です。
これは役員同様ですが、感謝を述べるのも有効です。
そして特に創業社長の場合は、社長は会社を“自分のモノ”だと思っています。
会社は本来は株主のものなのですが、ゼロから作っているためにどうしても自分のモノという気持ちが強いのが特徴です。
つまり、会社のことを正確に理解した上で、会社の本当に自信のある部分を褒められると、自分が褒められていると思うくらい、社長は喜びます。
よって、社長面接の最終面接対策としては、徹底した企業理解が必要不可欠です。
その理解がズレていると、絶対に内定は出ません。
会社イコール自分ですから、会社のこと知らないなら、私とは合わないと思うのが、創業社長という生き物です。
創業社長の場合は、強烈に会社の理念に共感してあげることが内定の近道です。
翻って創業社長ではない場合は、創業社長と比較すると独占欲が強いわけではありません。
よって、会社を褒めすぎると逆効果になる可能性があります。
その際は、前述の役員と同じような対応、感謝の意を伝えることで十分にOKです。
ここから是非、キーマン押さえるようにしましょう。
そうしますと、役員面接や社長面接で圧倒的に優位な立場に立つことができますよ。