しくじらないための就活

中学生が読んでも理解できるくらいに書かないといけないよ

高田 晃一2019年09月24日08時30分

先日、岡山市に行ってきました。

理由は岡山県内にある大手企業から中小企業からの50社に採用活動のレクチャーをするためです。

私は就職活動だけではなく、成功する採用活動のやり方を教える仕事もしています。

このレクチャーにて、ナビサイトに載せる広告文について言及しました。

いろいろお伝えしたのですが、ポイントはひとつ。

「中学生が読んでも理解できる文章であること」

理由は明確です。

ナビサイトはどんな人(学部・学科の人)が見るかわかりません。

しかし、どんな人が見たとしても、その広告内容を100%伝える義務があります。

よって、誰が見ても100%意味が簡単に理解できる文章を目指すためです。

就職活動においても同じことです。

エントリーシートを見て判断するのは、人事もしくは社内の応援部隊の方々です。

特に応援部隊の方々は、営業の方、技術の方、経理の方など、専門がバラバラです。

よって、どんな専門の方が読んでも完璧に理解できるくらいのシンプルさで、簡潔で且つ読みやすいものにしなければなりません。

それでは具体的に中学生に完璧に伝わる文章を書くコツをお伝えします。

是非、あなたの過去のエントリーシートと比較して、認識を深めるようにしましょう。

【中学生に100%伝わる文章を書くコツ】
1、一文に一つのメッセージを心がける
2、一文はなるべく短い文章を心がける
3、難しい言葉は使わない
4、第三者に読んでもらって、意味がわかりづらい部分を指摘してもらい改善する
5、文章の構成を意識して書く(論理的につながっているのか)
7、常に「この文章は中学生に100%意味が伝わるか」と見直しを10回する

特に意識して欲しい部分としては、まず、あなたが作った文章を第三者に読んでいただきましょう。

その方にから意味が理解できない部分を指摘していただき、改善するのです。

友人などにエントリーシートの内容まで踏み込んで添削をしてもらう学生がいます。

しかし、その友人がどれだけエントリーシートや文章を書く能力に精通しているかわかりません。

よって、内容のアドバイスまでもらうと、逆に混乱してしまうことがあります。

頻繁にありますね。

とにかく友人にエントリーシートを見せて回る学生。

しかし結果的には、みんなが全く別々のことを言うので、逆に何を直せばいいのかわからなくなった、という話を良く聞きます。

よって友人からのアドバイスは、あまり内容まで踏み込みすぎると、良くないのが現実です。

友人に添削をお願いする場合は、この意味がわかりづらい部分を指摘してもらい改善をお願いする部分を中心にお願いしてみると、非常に効果が上がります。

「ここでちょっと意味がわからなくなった」とか「こことここの文章がつながっていない」とか「この言葉の意味がわからない」など、友人の方々に意味がわかりづらい部分を具体的に指摘します。

目標が明確になりますね。

これによって、アドバイスもより的確になります。

是非、第三者にエントリーシートを読んでいただいて、精度を高めていきましょう。



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