意外に知られていない世界シェアを獲っている日本の技術
高田 晃一2019年09月10日08時00分
9月2日付けの日経産業新聞7面より。
長野県の産官学で水処理技術についての会議が行われました。
海水を飲料水に変えたり、地下深くにある水をくみ上げたりなど、といったことです。
実はこういった水処理技術において、世界で最も進んでいるのは日本なのです。
日本の技術が世界中で展開されています。
この仕事は世界的な社会貢献になりますね。
環境問題や社会問題に興味のある就活生の皆様は是非、水処理技術を事業にした世界展開している会社を調べてみると良いですよ。
水処理技術につづいてもうひとつ、世界シェアを獲っている日本の技術を挙げます。
低温輸送技術です。
低温輸送技術とは、コンテナの中を低温にして、魚や野菜などの鮮度を維持したまま輸送する技術です。
9月4日付けの日本経済新聞より。
インドで低温輸送のインフラを拡充させます。
インドとシンガポールの物流会社が主幹事の事業ですが、用いられる技術は日本の技術です。
主なところでは業務用の冷蔵庫とか保冷剤、製氷機ですね。
インドは人口11億人の国ですから、大規模でまだ発展途上の市場です。
よって、日本の低温輸送技術は世界的にもっと市場規模が広がりますね。
これは大きなチャンスですよ!
このように今回は水処理と低温輸送を挙げましたが、こういった感じで世界シェアを獲っている日本の技術は結構たくさんあるのです。
ただ、BtoBゆえに世間的に知られなさ過ぎている。
よって、競争倍率の低い優良企業がたくさんあって良いのですが、私にとっては非常にもったいない。
特に世界規模で仕事をしたい方、伸びている市場で仕事をしたい方、事業を通じて社会問題に取り組みたい方は、こういった業界に入社して欲しいと考えています。
しかし、こういった業界に属する会社を自力で見つけることは難しい。
こういったときは、業界地図を見てはいけません。
そもそもテーマとして載っていないためです。
あなたが通う学校のキャリアセンターの職員の方に相談してみましょう。
何かしらの解決策が見えてくると思います。
私からの伝えられるノウハウは、新聞を読みましょう、ということです。
特に日経産業新聞を読みましょう。
この新聞に世界シェアを獲っている日本の技術が結構多く紹介されています。
日経産業新聞は、月曜から金曜の週5回発行(土日祝は発行されない)です。
学校の図書館や地元の図書館が購読しているはずですので是非、刮目して読んでみましょう。
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