1人あたりたった3分の集団面接で何がわかるのか?
高田 晃一2019年05月28日07時30分
1次面接が集団面接で採用担当の方が登場する場合、短時間の面接で結構な数を落とす傾向が強いのです。
これはなぜでしょうか?
採用担当の方は、当然「採用のプロ」です。
毎年何千から何万という学生と選考活動で関わっています。
集団面接の場合、質問される内容は大体用意されたものです。
毎回、学生に同じ質問をしているのです。
同じことをひたすら繰り返すわけですから、「ありきたりな返答」には、無茶苦茶うんざりしています。
あなたもそうではありませんか?
毎日同じことを言われたら「つまらない」「面白くない」と感覚的に感じとることができるはずです。
それと同じ感覚で採用担当の方は就活生を面接しています。
また何千何万も面接をしてきた方になれば、5分も面接しなくても「選考に残すべきか」「そうではないか」の判断くらいは、面接開始から1分程度で簡単に決着をつけられます。
私も年間で1000名以上の面接をする面接官を多くやってきていますので、これは私もできます。
これは経験から磨いてきた「就活生を判断する基準」を明確に持っているためです。
集団面接で最低限確認したい内容は、はじめから決まっているのです。
その基準は下の3つに集約されます。
(1)社会人に会うことに対してのマナーがしっかりできるのか
(2)オリジナリティのある発言内容であるのか
(3)本気でウチの会社の社員になる気があるのか
この基準さえクリアすれば良いのですから、実はそれほど難しい話しではないのです。
これを基にして、集団面接に臨みましょう。