ペースに乗り遅れた就活生が大逆転で内定を獲得できる方法
高田 晃一2019年04月02日08時00分
学部4年生(気をつけよう。昨日から新学年だ!)の方から相談を受けました。
長々と話されたのですが、要約をしますと「世間のペースに乗り遅れてしまった」ということです。
たしかに今年度、2020年卒採用のペースは早いですね。
10連休が始まる前の4月26日までに第1弾の内定出しをしなければならないため、これに合わせてペースが早くなっています。
昨年の6月からのインターンシップからこのペースに上手に乗って、内定を獲得された就活生の方がたくさんいます。
しかし一方で、このペースに乗れなかった方、上手に乗れていない方もたくさん居られます。
もう内定を獲得された就活生の方を見て「私はまだだ!」と焦っていますね。
この方々に対してのメッセージです。
世間のペースに乗り遅れてしまった学部4年生の方に対して、私が話した回答を文章化してみました。
回答は大きく2つあります。
ひとつめは「他人と比較をするな」ということです。
特に内定を獲得してしまった同学年の方を見て「負けた!」と思ってしまうのが、非常にまずい。
あなたは決して負けたわけではありません。
同時に内定を取った学生も勝ったわけではありません。
どんなに早く内定を獲得したとしても、入社日は来年の4月1日です。
来年の4月1日に間に合えば良いのです。
よってここで「負けた!」と勝手に思って焦ってしまうから、悪循環に陥るのですね。
比較するのは他人ではなく、昨日までの自分自身です。
昨日より成長できたか、ということを気にするべきです。
他人と比較せずに、着実に成長しながら、正しい方法で就職活動を行っていけば、内定を獲得することができます。
これは私が22000人以上の就活生を内定獲得に導いた経験から言えることです。
ふたつめは「5月以降も十分にチャンスはある」ということです。
企業は4月26日までに内定を出すべく、行動をしています。
しかし、4月26日の時点で、その会社の採用予定人数を満たせるとは考えづらい。
10人採用する企業が、4月26日に10人ちょうどの入社者を確実に決められるわけがない、ということです。
第2弾の募集を10連休が終わった5月7日から始めてきます。
これに関しての会社説明会の予約も昨日(2019年4月1日)から発表されていますね。
よって、あなたが選考を受けられるチャンスは、まだたくさんあるのです。
そのためにも「負けた!」とネガティブな気分にならず、積極果敢に会社説明会の予約をたくさん入れて、選考に臨みましょう。
以上の回答をしました。
チャンスはたくさんあります。
そのチャンスを確実に手中に収められるよう、ポジティブに就職活動を進めていきましょう。