合説どっとこむ編集長コラム「就職力は面接力」

犬が人から愛される理由

兵頭 秀一2018年03月22日12時51分

今、52年の人生で初めて犬を飼っています。

犬を飼って分かったことがあります。とにかく人の目をよく見るのです。そしてそこがとても愛らしいのです。そういえば、人間の赤ちゃんもそうですね。そこにいる人の目をよく見ます。だからかわいいのです。

でも人は年齢を重ねるごとにそれをしなくなります。だんだんと「人の目を見ない」ようになる。その最大のピークは就職活動の面接の時です。

当社は1年で2000人を超える就活生の模試面接を行います。そこで9割以上の就活生に修正を求めることはアイコンタクトなのです。特に面接官が2人、3人と複数の場合、その全員に視線を上手に送ることができません。その背景に不安と緊張があるのはわかります。でもそれが落ちる理由になるのです。

アイコンタクトは相手の心をつかむ最大の武器です。就活生のみなさん、犬に負けないでくださいね。

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「受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線」(2017年12月16日 あさ出版)
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