インターンシップ不参加でも内定は獲れるのか?
高田 晃一2021年02月23日08時00分
本日の読売新聞31面より。
文化放送キャリアパートナーズの平野さんが、就活生からのお悩みに回答しています。
平野さんの回答に私も全力で賛同します。
賛同しただけではヒネリがないため、私の視点での回答を述べます。
相談者が「不利だ」と思ってしまう最たる理由は「インターンシップで実質的な選考を行って、早期に内定を出す人がたくさん居る」と考えているためです。
これはそのとおりです。
いくつかの大企業はインターンシップから募集人数の半分以上の数の内定を出しています。
特に某超大手企業は「インターンシップが事実上の本選考で、3月1日以降は欠員補充だ」とも言っています。
そういう企業が実際にあるため、「不利だ」と考えてしまうのです。
しかし、こういった企業はリクナビやマイナビに掲載されている21000くらいの企業の中では、超少数派です。
よって、それほど強く気にしなくても良いです。
インターンシップに参加していなくても、「選考を受けたい!」と思ったら、即刻申し込みましょう。
実際に直接に行動することが大事です。
平野さんからの回答のとおり、インターンシップを企業情報の獲得の手段と捉えると、とんでもなくひどい目に遭います。
19日の日経産業新聞に掲載された千葉商科大学の常見陽平先生の文章のとおり、オンラインとはいえ8時間以上拘束されるのに、自社にとって都合の良いキラキラした箇所しか見せないためです。
これがいけない。
よって、自身が入社した直後の姿をより鮮明にイメージさせるような、さらには内定獲得に直接に繋がるような、その会社の正確でリアルな情報が掴めない。
ですので就活生であるあなたは、正確な情報を自力で掴むしかありません。
そこで掴んだ情報を解析することが、内定獲得に直接に繋がる情報を掴むことができて且つ、自身の性格に合った企業かどうかをより正確に見極めやすい最たる手段です。
この方法は上場企業でしたら、自社のWEBサイトでアップロードされている有価証券報告書とか中期経営計画書とか解析すれば、かなり高い精度で見極めることができますね。
是非、実践しましょう。
具体的なその解析の方法は明日、YouTubeLiveで話してくるよ!
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