新卒採用は未来を問う
兵頭 秀一2020年04月02日17時55分
面接対策とは正確には「新卒面接対策」「転職面接対策」「アルバイト面接対策」の3つの種目があります。それそれ努力方向が異なります。単に「面接対策」とひとくくりにすることが失敗の始まりなのです。
1.アルバイト採用面接
主に問われることは”条件”です。「土日シフトに入れる?」「深夜のシフトに入れる?」「家は遠くない?」「ご両親は反対していない?」といった具合です。
2.中途採用面接
主に問われることは”過去”です。それまでのキャリア、実績、について深堀りされその企業での即戦力性を判定されます。
3.新卒採用面接
主に問われることは”未来”です。新卒応募者の過去の実績(勉強、部活、バイトなど)が企業での即戦力性に直結することは稀です。10年後、20年後、どのようなビジネスマンになっていたいのかというあなたの意志とその企業が提供する仕事の舞台の一致が理想です。そこを問われるのです。
自己PRは過去、キャリアプランは未来です。
就活生A)自己PRは上手だけどキャリアプランは下手。
就活生B)自己PRは下手だけどキャリアプランは上手。
新卒の面接においては就活生Bの方が面接の勝率が勝ることは間違いありません。ですが実際にはキャリアプランを上手に語れる方は1割もいません。
合説どっとこむが主催する「面接力養成就活講座」( https://www.gosetsu.com/seminar/mensetsu )では2011年から毎年約2000人が参加する人気セミナーです。これまで1万人以上の方に模擬面接を行い録画と分析を行ってきました。その実績に基づいたお話です。
参照:あさ出版「受かる面接、落ちる面接」兵頭秀一著
https://www.amazon.co.jp/dp/486667024X